月輝

□DEATH
1ページ/10ページ




満月は急いで尸魂界へと戻った




とりあえず十番隊執務室に戻ったが




地獄蝶からの呼び出しがあり




すぐに一番隊へと向かった




『只今、現世から戻りました』




頭を下げて総隊長に報せる




「ご苦労じゃった
状況は?」




それを言われた時、一瞬迷ったが




口を開いた




『......虚は報告通り
大量発生で間違いありませんでした
その根源は虚を集める為の餌が
撒かれたと思われます』





「餌...?」




『はい餌です
その後、大虚が空を割って現れました』




総隊長は目を開いた




「...大虚じゃと...?」




『はい
しかし.........』





「しかし...?」





満月は歯を食いしばり、




眉間に皺を寄せた




理由が見つからないのだ。どうやっても




黒崎が倒したと言わなければならない





『.........見知らぬ死神が
大虚を両断しました
その後、大虚は去りました』




「......そうか
分かった。何事も無くて良かったわい
じゃがまたお主には現世へと行ってもらう」




『!!』




「今度は同行者もおる
入って来い」





「「失礼します」」




そう言って入ってきたのは白哉と恋次だった





「数刻程前に
隠密機動から四十六室へと
連絡が入ったのじゃ
行方不明及び重禍違反者一名発見...と」





満月は眉間に皺を寄せた




「十三番隊所属
朽木ルキアとのぉ
そこの2人はもう知らせておったが
お主はまだじゃろう?」




『......はい』




「即刻
朽木ルキアを捕えよ
さもなくば殺せ」





『...!!』




満月は目を見開いた




「お主は先ほど、現世へと赴いて
見知らぬ死神がいたと言ったな?
その近くにおるやもしれん
そこの2人を案内せよ」





『...わかりました』




そして白哉と恋次と満月は





現世へと降り立った




























次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ