イナズマ11

□僕と可愛い君
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だいぶ前の事だったと思う

「これが松野で…」

風丸が写真を見ながら僕に雷門の仲間の紹介をしてくれていた

そして何枚か見ていくうちにある一枚の写真が目に入った

「この子は?」

気がついたら僕は風丸に聞いていた

「こいつは半田だよ」
何でだろうその子を見た瞬間僕はその写真から目が離せなくなったんだ


「ねぇ半田」

「ん?何だよ」

「円堂から新しいメンバーの写真が来たんだよ」
「どれどれ」

松野の携帯に送られてきた1枚の写真そこには吹雪士郎という新しいストライカー

俺は不思議とその写真から目を離すことが出来なかった


ピロロロロロー

「ん?」

ある日俺の携帯に一通のメールが届いた相手は珍しく鬼道からだった

『そっちの調子はどうだ?こっちは一旦戻ることになった』

「誰から?」

松野が半田の携帯を覗いた

「へぇー鬼道がメールを送ることもあるんだ」

松野は面白そうに見ていた


「ここが稲妻町」

そしてここに彼が居る

「吹雪ー俺これから半田達に会いに行くけど一緒に行かないか?」

突然の誘いにびっくりしてしまった

「うん、僕も行くよ」

そんなそぶりを見せないように僕は言った


「あれ?」
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