土沖

□くろずきんちゃん
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真選組屯所の夜、土方は総悟に用があり総悟の部屋を訪れた

「総悟、はいるぞ?」

土方がガラッと障子を開け部屋を見渡すがが総悟の姿はなく、部屋はもの化の空だったのだ。

「総悟は居ないみたいだな‥。ん?何だこれ…」

一先ず部屋の中で待とうと部屋に入ると足に何かがあたり何だと思い下を向くとそこには一冊のノートが置いてあった

「これって、総悟が昼間に…」

土方はノートを拾いあげるとそのノートが昼間、総悟がニヤニヤしながら何かを書き込んでいたモノだということに気付いた
土方はその様子から、どうせ俺を倒す為の計画でも立てているんだろうと、ほっておいたのだ。だが…しかし、こう目の前にそのノートがあると思うと内容が気になり思い切ってそのノートを開くことにした。ノートを一ページ捲ると中にはデカデカと[くろずきん]と書いてあった

「なんだこりゃ。くろずきんて、あかずきんじゃねぇのか?あ、キャストまで書いてやがる。どれどれ…」

もう一ページ捲ると今度はご丁寧にキャストまで書いてあり、土方は不思議に思うもそのノートを読み続けたのだった


キャスト

くろずきん→俺でさァ
狼    →土方さん
お母さん →その辺にいたオバサン
お祖母さん→その辺にいたババァ





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