☆過去の拍手文☆
□☆となみちゃん、卒業の夜 2009.5.31
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「ゆっくりと。休んでね。」
彼女の声が耳に心地よく響いた。
細いけれど、柔らかい腕に包まれて。
公演中の、日々の疲れ、重い精神的なものからも解放されて。
暖かく、彼女が見守ってくれているのを、目を閉じていても感じる。
穏やかで、優しい時間。
つかの間の休息。
また全力で走る日々がすぐに訪れるけれど。
ほんの少し、ここで立ち止まって。
彼女に甘えて。
きっとどこよりも私が寛げる場所。
あ〜幸せ、と思ったら、また、涙があふれそうになって。
涙がまた今日の寂しさを再び誘って。
いつものように、そして今日何度もしたように、ぐっと我慢をしようとして。
あ〜ここはいいんだ、と気づいて。
流れるままに、まかせて。
その涙の意味をどう受け取ったのか、
彼女は、私の頭をそっと胸に抱き寄せ。
髪を柔らかく、撫でる。
無言で。
彼女のぬくもりと鼓動を
近く近く感じながら。
心がますます解放されて。
あふれるものは止まらず。
涙した後の、心地よさに包まれて。
いつしか意識を手放した。
** fin **
千秋楽の夜です。チカさんのサイドから。
チカさん、となみちゃんの事も含めて、やはりいろいろな意味で疲れているのかも〜と思います。
ゆっくりとお休みしてほしいなぁ〜と思います。
ゆみこちゃんも無言でね!