☆SHORT STORY☆
□☆ね、ねむい。。
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あ〜眠い。。。
本当に眠い。。。
いつもながらのハードなお稽古のスケジュールに加えて、
夜、溜まってしまった公演に絡んだ事務仕事を連日片付けていたら、
すっかり睡眠不足になってしまった。
身体も半端なく疲れてるし。
食事をしてお腹が満たされると、
どうしようもない睡魔に捉えられてしまった。。
トレイを押しのけてテーブルに突っ伏した。
ちょっと風邪ひきかけた感じがしたから、飲んだ薬のせいもある??
寝ちゃダメだって思うとよけいに、眠気が増す。
瞼が落ちてきて、どうしようもない。
ね、む、い。。。
ちょっと、だけ、、
いい、、??
「ゆみこ〜。」
耳に優しいいつものチカさんの声がした。
でも、やはり、身体をどうにも動かせない。。
「こんなところで寝ちゃダメ。」
そ、それはわかってるんやけれど、、。
でも、ダメ。。
「ゆみこ〜。起きて〜。」
「う〜、、ん。。。」
ごめん。。
チカさん。。
瞼が糊でくっついてしまったみたい。
開こうとすればするほど、逆に閉じちゃう。
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