沖田総受1
□無邪気な子供3 シリーズ完結編(完結)
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「最近どういうつもりかしりませんが、夜遅く一人でお風呂に入ったりしてますよね。なんでですか?」
「別に。んじゃあ」そっけなく話を打ち切って去ろうとすると
「沖田さん!」とまたしても背中に投げかけられる山崎の声。
「最近ちょっと変ですよ。」
ちょっとぎくっとした。さすが監察、ぼうっとしているようで鋭い。
「どこが?」気になって振り返ると、眉を寄せた顔で「今までと違います。」
と繰り返す。
「だからどんな風に?」
「・・・なんだか妙に色っぽくなって」
・・・はあ?
「いつも俺は屯所にいるわけじゃありませんからね。自分の身は自分で、ま」
山崎はそこまでいって話の途中でいきなり「では」と立ち去った。
自分の身は自分で・・・どうしろっての?
「おい、ザキィ。なんで話の途中・・・」
「おい」
振り返ると俺の後ろに隊服のまんまの土方さんが不機嫌そうにたっていた。