沖田総受1
□休日(完結)
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旦那とはちょくちょく会ってはいるけれど、大捕物の準備やらなんやらで最近ずっと忙しく、食事いったり飲んだりしたらそのまま別れて帰ることしかできなかった。
今日は明日も非番でずっと一緒に居られると思ったら嬉しくてテンションがあがって、飲み過ぎちまった。
日頃言えないこともいっちまった。抱いてくれなんて言葉。後で考えたらきっと恥ずかしくて悶絶しそうだけど・・・。
で、今俺は何をしているかというと、すっごい格好でホテルのベットで旦那に組み敷かれている・・・。
袴と下着はとうに剥ぎとられて、上はかろうじて腕に絡んでる状態なのはまだいい。
両手は頭上で柔らかいタオルでしっかりと縛られてベットサイドに結ばれて身動きとれない。
それ以上になによりも、膝裏を抱えられてぐっと両足を開かれ、全部が煌々とした光のもと旦那の視線に晒されているのには羞恥で体が震えた。
「だ、だんな、電気消してくだせえ・・・」
思わず弱々しく懇願すると、
「だめだよ。ほら沖田君見られて感じてるじゃないか。」
だんなはすでに立ち上がってる俺のものをからかうように指でつついて
「ほら、もう先走りがたらたら出てるよ。まだ触ってないのにびんびんだよ。」
と揶揄する。
触れて欲しくて物欲しげに腰が揺れそうになるのをおさえているとちゅっと先端に軽いキスを落とされて
「あっ…!」と甘い声があがった。
「キスと乳首いじられただけでこんなになっちゃったの?」
居酒屋で俺の発言を聞いたあと、旦那はしばらく俺を見つめて、ぐいっと手元の酒を飲み干して立ち上がった。
「さ、いくよ。」
旦那にしては余裕のない声。
そのまま腰をだかれるようにして一番近いホテルにつれこまれ、扉が閉まったとたん、激しく壁に押しつけられてキスされた。
口腔を蹂躙する熱い舌。旦那の甘いにおいに包まれて舌と舌を絡め、唾液を吸いあっているうちに、はいのぼってきた快感に膝からがくっと崩れ落ちた俺。
旦那はそのまま俺をベットにつれていって、服をはぎ取り、むしゃぶりつくってのがぴったりあうような感じで俺の乳首を舐めまわし吸い上げ、口に含んで思うさまに舌で転がして刺激した。
硬く尖ってくると「尖ってきたよ。可愛い赤い乳首、ほら」と指でこりこりといじり、歯を立ててきた。
執拗といえるくらいの乳首への長い愛撫に俺は我知らず甘い声を出して旦那に言わされるがままに「あ・・んっ乳首・・気持ちいいっ!」なんて口走ったりもした。
「今日は沖田君が泣くくらいうーんと感じさせてあげるよ。」
そう言って旦那は俺の両手を優しく縛るとこんな格好で俺を嬲るんだ。