ビバ!リレー小説★

□My time to you
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いきなり後ろからソファーを乗り越えてユチョンが僕達の間に割って入ってきた。
ガシッと僕を抱き寄せるとチャンミンを必死になって威嚇してる。

「例えお前の誕生日でも、ジュンスは物じゃねーよっ!お前になんか、やんねーっ!ジュンスは俺のなのっ!」
「ヒョン・・・・言ってる事矛盾してますけど」
「ちょっと待ってよ〜。勝手にそんな事言って」

<ダメーッ>と言うようにぎゅーっと抱きしめてくるユチョンの腕が痛いんだけど。
ちょっぴり嬉しかったりもするけどさ。
ぼくは物じゃないっていいながら俺のもんだー!なんてユチョンたらさ…
腕を組んでユチョンを軽く睨んだ

「違うよぉ〜ジュンス〜。そんな風に思ってないよ〜。こんなに愛してるのに」

口を尖らせて訴えるユチョンが可愛くてつい吹き出してしまう。
僕がユチョンに気を取られていると向こう側からチャンミンが手招きして僕の名前を呼んだ。

「ジュンスヒョ〜ン、これやりたくありませんか?」

チャンミンの手にはトモコレのソフト!

「わv買ったの?ほんとに?やりったーい」

早く手に取りたくてユチョンを跨いでチャンミンの方へ手を延ばした。

「あ、こらっ、そんな分かりきった手に乗るなって!」

ユチョンがぎゃーぎゃー騒いでるけど、気にしない。

「チャンミンさ、僕が欲しいって言うけどさ、・・・あ、それ、その鼻にして」

トモコレを操作しながら話を続ける。

「一日、いいよ。僕の時間、チャンミンにあげる。・・・あ、髪の色はそれにして。」
「本当ですか?」
「わー、ジュンス、馬鹿な事言うな〜」
「うん、いいよ。・・・ユチョンはうるさいな。僕が信じられないの?」
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