トンパロ★World

□Full Moon(ジュンス1/2 ★第2章
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「・・ユチョン?いるの?」

すぐに返事が返ってこないユチョンのことが不安になり 何度も名前を呼んだ。

「・・・あぁ。いるよ。入ってきなよ」


「う・・・ん じゃぁ・・」
少し気まずい雰囲気だったけど僕はぎゅっと襟元をつかむと 部屋のドアをゆっくり開けた。

なんか体が変わっちゃって気持ちも弱くなったみたい・・
ぼく、今どんな顔してるんだろう。
部屋に入ると視界にはユチョンが見えなくて
きょろきょろと君の姿を探す。
 
部屋に足を踏み入れて歩みを先に進めようとする僕に 君の声・・・




「そこでストップ。動かないでジュンス」

・・・?「どうして?ユチョンそこにいるんでしょう?」

ゆっくり後ろから歩みよってくる気配を
感じながら ぼくは言われるようにじっといていた。
「ねぇ、もう動いても・・・」
ふわっと後ろから抱きすくめられた。
ユチョンの髪から石鹸の香り。

抱きしめられた体の前にユチョンの腕が回される 
次第にその手は上の方へと彷徨い、ふくらんだ胸の上で止まった。
「!?やっ ユチョン・・・」

「・・・やっぱり・・・」
「ジュンス、いつからだ?こんな風になったの・・・」

あう〜〜〜〜。やっぱり気づいてたんだ
もう隠せないよね。

「えっと・・・夕方MK・MFの放送の時かな。
受賞のあと急に熱くなって じっとできなくなって・・・どうしようユチョン。ぼく
怖いんだ。自分が自分じゃなくなってくような。何が起こったのか僕にもわからないんだ。。。」

「そか・・・。オレは車の中でギモンが確信になっていって、今、ほんとだったんだってわかったよ。 ね・・
こっち向いてジュンス」

以外にも驚かないユチョンの反応に驚きながらも 前をむいた。
ぼくを見るゆちょんと目があって・・・
恥ずかしくっておもわず俯いたぼくのあごに手を添えて上を向かせた。

「どんな姿になっても・・・ジュンスはジュンス。オレの想いは変わらないよ。」

ゆっちょ〜〜〜〜ん(TuT)
でも・・でもね、ユチョンそんなことお口では言ってるけど・・その手が違うことしてるの、気づいてる??
サワサワサワサワ・・・
背中を愛撫する手は 別のことをしていた。
「ゆちょぉん、くずぐったいよ・・ねぇ
僕が我慢できずに身をよじる。
「だって、ジュンスが更にかわいくて愛しくて もっと知りたい・・・深くまで」

な・・なんてハズカシイことさらっと言えちゃうのさ 君ってば・・・・どうしたらいいの?僕も今の体がどうなってるか 分からないのに 全部みせちゃってイイのかな・・・あああ

「・・だめ?オレじゃ嫌?」

「だって・・だって見てよ、普段の僕とぜんぜん違う体だよ?お・・女の子になっちゃってるんだよ? 戻り方だって分からないのに、明日の仕事どうなるのかな・・・」

ジュンスは体や仕事のこと色んな事で頭がいっぱいで ユチョンの熱いビームの視線なんて気づいてないらしい。

「そうだよね、怖いよね?どうやって戻るのか なんでこんなになっちゃったのか知りたいよね? ・・・よし、分かった俺が絶対なんとかしてやるよ。
このまま・・・・・ってのも危険だしね。」

危険って 東方神起を続けていくのにも 難しいだろけど、何よりもジュンスが誰かに奪われる危険が一番怖い。

でもね、ジュンス・・・
いまめっちゃくちゃ君が欲しいんだけど
わかってるのか、いないのか・・・
このまま終わらせる気持ちは毛頭ないけどね。

「ねぇ、ジュンス・・Kissしてもいい?」
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