ビバ!リレー小説★
□寒い朝でも・・・
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朝起きてパジャマのまんまリビングのソファーに毛布ごと移動してぼ〜っとするのが最近の日課。
う゛ぅ〜サブい・・・
ここんとこやけに朝寒いよな〜
毛布に包まったままリモコンに手を伸ばす。
あ〜 なんだか寒いせいか肩が凝ってるみたい。
珍しく、ほんとーに珍しくユチョンが起きてきた
あれ?今日仕事かな?
眠い頭で何曜日だか考える土曜日だよね?
「おはよユチョン、どしたの?今日は早いじゃん。あー゛ねえっ、お願いがあるんだけど肩ちょっとだけ揉んでくれない?痛くって。
ユチョンはそんなに肩幅あんのに肩凝らないの?」
起きぬけにマヌケな質問だったかな?
「ん〜」
寝起きの爆発した頭に開ききってない目を擦りながら僕の隣にポスンと座る。
「ズンスゥ〜、さみぃよ・・・」
もそもそと勝手に僕の毛布に一緒に包まるとユチョンはコテンと肩に頭を乗っけた。
「あ、そこっ!」
ユチョンの頭の重さが調度よくって指圧されてるみたいで気持ちいい。
伝わる体温も温かくって。
「ズンスゥ〜、あったかい・・・」
子供が母親に甘えて抱き着くような仕種でユチョンが頭を僕の肩から胸元に移してぴっとりと抱き着いた。
「あ〜ん、ユチョン、そうじゃなくてぇ、ちゃんと揉んでってば。まだ眠いの?」
もー、ぴったり僕に張り付いて眠そうに欠伸までするから僕もつられて出ちゃった。
「ねぇ、最近疲れてる?ほくが癒してあげよーか?」
なぁ〜んて・・・
あれ?
何も言わないユチョンの体を揺すってみた。
「ん〜、も少しこのままで・・・」
さらに胸元に擦り寄ってユチョンが呟く。
仕方ないなぁって頭をゆっくり撫でると気持ち良さそうな顔をした。