アレリナ小説1
□初恋
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謝っていてもラビの顔はまだ笑っていた。
「本当にごめんさ。でもどうしたんさ?いつもならこのくらいの料理すぐに食べきれるのに」
「い、いえ何でも無いですよ」
考えていることがラビにバレたらとんでもない事になりそうと思ったアレンは必死に隠そうとしたが…
「はは〜ん、お前何か考えてただろう」
「え…;」
「さしずめ恋をしてるんだろ〜」
「うっ…;」
「まぁ相手は限られてるけどもしかしてリナリーだろ」
「うぅ…で、でもリナリーの姿を目で追っているだけで!」
「それが恋なんさ^^」
必死の抵抗も虚しくあっけなくラビにバレてしまった。
「でも好きだったら早めに告白するさ」
「え?どうしてですか?」
アレンの頭の上からハテナマークが出ていた(笑)