はつ恋

□第3章
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瀬野くんの言葉に呆然としている志保。

その間に真弓は定例会を終えた。


そして、真弓は五十嵐くんに的確に指示する。

棗さんからある話を聞いたことがある。





吉野元会長はパソコンや携帯電話などの機械オンチ。

一方元議長であった棗さんはパソコンの知識は豊富。

ほとんどの書類は棗さんが作ったと言っても過言はない。


そして、真弓は生徒会顧問と話して評議会とかの日程を決める。

五十嵐くんは必要な書類を作成するという。



「……五十嵐、ちょっと私の話を」


「もう無理よ。諦めなさい姫」

「マユ、邪魔するな」


「……志保、お仕置きは必要か?」


瀬野くんの言葉に全員が固まった。

志保の話から聞いたのだけど、瀬野くんは腹黒いらしい。



普段見せる姿は偽りだという。



「五十嵐、我儘な姫でスマン。連れて帰るよ」



「ああ、お疲れ」




志保は瀬野くんによって連れ去られた。
この表現、間違ってはいないと思う。
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