NOVEL
□夢物語
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夢を見た。
(現実になんて…ならないのに)
*****
「クリフト!これ読んで。」
太陽のような笑顔の姫さまから、で、私はなにやら手紙のようなものを受け取った。
「ありがとうございます。あとで、読ませていただきますね。」
姫さまからの、手紙。
私は嬉しかった。
姫さまには後でと言ったが、私は木陰に隠れてすぐに読んだ。
『クリフトへ
わたし、クリフトのことが好きです。
すごく大好きです。
だから、わたしとお付き合いをして下さい。
わたしとクリフトってね、わたしが素早く攻撃して、クリフトが素早く回復出来る、すごくいいコンビだと思うの。
だから、きっとベストパートナーだとも思うわ!
とにかくクリフトが好きです。
アリーナより。』
(これって…。本当に、姫さまから…?)
私は嬉しさのあまり、涙が出そうになった。