一日一句…は無理

□わたしのふるさと
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やさしい光に 照らされて 目蓋が落ちる 昼下がり 懐かしい景色が 私を招くの
明るく燃える暖炉 心地よいロッキングチェア テーブルの上には おいしいお菓子が 並んでいるわ
可愛い絵に 綺麗なお花
ああここが 私のふるさとなのね 見たことないけど そんな気がするの
忘れていたわ たくさんたくさん 何かに追われ 何かを追って 終わらない鬼ごっこ
もう走り疲れたの 一寸くらい 休んでもいいのよね
でも 霞んだり浮き上がったり 確かに目の前に在るのに 踏み入ることができない
何故 何故 こんなにも近くて 暖かいのに ぶれて 止まって 触れることもできない
気付けば いつもの伸びきった景色

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