気まま唄

□君へ
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永遠に...だから願わくばこの想い天まで届くよう

届ける言葉は君に伝わるだろうか
まだ暗いその水面には
月が照らしだす儚い光と
胸を凍てつける風が吹く

何から話そう?
それは何の前触れもなく
目の前に襲いくる果てしない旅の始まり

大切なものを失う時
何も響かない、
でもある時突然に
心の中に流れ込む

「何故泣くの?」問いかけたら
想いが溢れて心が震えたと答えた君は
もろくて、簡単に壊れそうなほど繊細だけど
どんな壁も乗り越えていく強い意志の表れだった
今ならわかるよ、だから伝えたい。

その瞳もその髪も鼻も口も手も全部が愛おしい
誓った言葉に見合うだけの時を
捧げることは出来ただろうか?
問うてももう手遅れで
君は瞳を閉じたまま俯くから
いつかまた逢った時のためにとっておくよ

口下手な僕だけど君に届くよう
どこまでも歌うから

1人にしてごめん、だけど僕は側に行くよ
でもそれまでにやらなきゃいけないことがあって
愛のカタチを育てるから
それまでは歌い続けてるから

聴いていて?

ありきたりだけどあふれた思いをコトバに変えて
そしてまた出逢ったら、
今度は隣で囁くよ
本当にありきたりだけど
素直で素敵な一番のコトノハ

「愛してる」 ほら、光が見えてきた

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