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□マスターが重症だ
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それで、何するの。
「怖がらなくていい。ナオしてやるからさ」
「マスター?」
ただ笑う。
ボク、どうなってしまうのかな。
マスターがボクに手枷をはめ、首輪を外す。
「マスター、どうして」
目隠しをつける。
「ごめんな、カイト」
マスター。
ボクを運んでいく。
使われていない、地下へと。
ボクの嫌いな、あの地下室。
でも、マスターと一緒なら。
怖くない、はず。
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