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□マスターが重症だ
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目隠しを外して
ボクを寝台に拘束した。
「マスター。どうする気なんですか」
「カイト、俺はお前を奪われたくない」
マスターはチェーンソーを起動させる。
「だからお前に手足なんていらない!」
笑いながら、ボクの左腕を切断しようとしてくる。
何故か怖さはない。
むしろ、マスターのためなら。
耐えてみせるよ。
「お前を愛している。誰にも奪われたくない。俺以外見てほしくない!」
やっぱりマスターは
ボクを愛しているんだ。
それは、嬉しい。

チェーンソーを振り下ろすマスター。
意識がシャットダウンする。
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