長編
□第十話 大脱走
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それから何人かで地底図書館内を散歩した。
・・・バカレンジャーはテキスト片手に勉強しながらだが。
「でも不思議だよねー。こんな地下なのに都合よく全教科のテキストあったり・・・
トイレにキッチン、食材付で・・・・。」
「いたれりつくせりアルね。」
「・・・それじゃかたづかないような気がするけど・・・。」
(手ぇ込みすぎだろ、学園長。)
(上から、まき絵、クー、あゆみ、ノヴァ。)
ここまでして最下位からあげたいのか・・・、
それともネギを合格させるための手助けなのか・・・。
恐らく両方だろうと区切りをつけておこう。
・・・あんな妖怪の考えることなど俺には分からない・・・ハズ。
(今まではかなりの高確率で考えを当てています。)
「本に囲まれて、あったっくて、ホント楽園やなー♡。」
「一生ここにいてもいいです。」
「下手なリゾートよりずっといいよねー。」
「コラーーッ!!夕映も勉強しなよーっ!!」
「・・・というーか、ゆえもこのかもあゆみも格好を考えろ。」
(木乃香、夕映、歩、まき絵、ノヴァの順。)
一応男もいるということを考えてくれ・・・。
(3人は上半身を胸のあたりだけタオルで隠した格好をしています。
詳しくは原作を見よう。)