長編

□第十話 大脱走
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「キャーーーッ!」

しばらく一人でたそがれていると急に悲鳴が聞こえた。

・・・どうしよう?
なんか助けに行ってノゾキと勘違いされるのは(漫画などの)お約束だしな。

・・・ネギお前にすべて任せた。
兄は名誉が大事なのだ。


悲鳴が聞こえてから数分後にみんなが走ってくる。

・・・よかった服は着てる。
ノゾキの汚名は正直きついからな。

「どうした?なんかでたか?」

ゴッキーとか?

「石像が襲ってきたのよ!!」

アスナがフツーなら信じられないことを言い出した。

・・・石像?

「ああ・・・お前らをここに落としたっていう?」

・・・ああ、あれね。
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