HUNTER×HUNTER

□好きなのは
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ベッドに入っていろいろ考えるうちにだんだん眠くなり眠ろうとした。朝になればまたキルアと仲良く修行するもん!!そう考えながら。
と思いきや、急に後ろから抱き締められた。このあたたかさは心音はキルアだ。

「ゴン…どうしたんだよ」

寝ちゃったか?と耳元で声をかけられる。

「寝てないよ、どうもしてないし、」

「ふうん。じゃあなんで泣いてんだよ」

言われるまで気づかなかった一筋の涙。あれ、と拭えばキルアは耳元でクスクス笑う。そしてさっきよりも強く抱き締めた。

「ゴン、こっち向いて」

「なんだよ…」

ふりかえるとちゅっと柔らかい感触が一瞬で伝わる。

「キルア!?」

「ゴン、もしかして嫉妬しただろ♪」

うっ、という表情をすれば誰が見てもすぐにわかる。

「してないよ!!」

「したな♪ んで…怒ったんだろ?」

「うん………」

黒くて少し固い髪の毛を撫で、またちゅっと口付ける。 離しては口づけを繰り返した。
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