ぶっくU
□HAPPYナッポー
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ぽかぽか…。
『今日はなんか、いい日だね…。ぽかぽかして平和だなぁ。』
『そうですね、十代目。でも、何か起こるような気がするんですが気のせいですよね。』
本日、ボンゴレ邸では仕事がスムーズに終わり十代目と右腕はテラスでお茶をしてました。
『気のせいだよ。獄寺君。今日は何もないよ。まさか、仕事が久しぶりにスムーズに終わってのどかな時間に休憩出来る日が6月9日なんて…。アハハ。』
ティーカップを持ち上げながら口に付けず遠い目をする十代目こと綱吉。きっちり、守護者の誕生日覚えてます。
『あるじゃないッスか!!え、と、何か揚げたんですか?あの、パイナップルに。』
『うん。一応。結構、苦労したから喜んでくれるといいけど。』
『クソッ!十代目に苦労かけさせたからには喜ばないとただじゃおかねぇ。』
右腕は只、羨ましいらしい。
ドドドドドドォ…
バンッ!!
『ボンゴレ!!』
『あ、骸。(バイバイ。僕の一時の平和。)』
『あ、骸の野郎。』
振り替えるとパイナップルのシルエットが……ではなく、霧の守護者・六道骸。
『どういう事ですか!?説明しなさい!!』
『ごめん、骸。何が?』
『ボンゴレ、僕はパイナップルが嫌いなんですよ!!あと、チョコは今自分で禁止中なんですよ!ダイエット中ですから!!嫌味ですか!?
一年分のパイナップルチョコなんて!!』
『ちょっと。そこの乳牛パイナップル、五月蝿いんだけど。』
『雲雀!?テメェ、何時から!?』
『何時からって、たった今だよ。任務が早めに終わったしこれからディーノと食事なんだ。だから、報告に来たまでだよ。……でも、乳牛パイナップルもいたなんて。今日こそ噛み殺してあげる。』
チキッとトンファーを構えた雲雀を見ると、
『仕方ないですね。…そうやって、人の顔見るたびに襲っているから痩せて貧乳なんですよ。』
こうして、2人はボンゴレ邸を壊滅した。
『あー、せっかくの休憩が…。』
『十代目、どうしましょう?』
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