スクアーロ
□銀鮫物語3
2ページ/5ページ
決闘当日
『ハッハッハ!!坊主、怖気づいてないか?』
「ゔぉ゙いい!!俺はそんな生半可な気持ちで勝負は挑まねぇ!!」
『なら、なぜ
手を切った?』
スクアーロの手は無く手首から血が異常なほどボタボタと流れてた。
『手が一本というハンデがあったが…………これでは君がかなり不利になるぞ。私は舐められたものだな。………殺すぞ?』
「はっ!俺は対等に戦いたかったから手を切った。………剣帝を倒すためにな。」
『フッ。行くぞ!!』
「卸すぜぇ!!」
キンッ!!!
闘いの火蓋が切れた。
『ハァハァ。』
「フンッ。やったぜ…。」
スクアーロがテュールに致命傷を与えた。
『何故、殺さない?』
「俺の秘密を知ってるのは今のところテメェと9代目だけだ。だから、絶対にあり得ないが、もしものために生かしとく。いいな。絶対に漏らすなよ………。」
『あぁ、分かったよ。これを着なさい。悪かったね。服をボロボロにして……。』
「ハッ、このエロ親父が…。」
フラフラした足取りで、倒れたテュールに背を向けて後にした。
「勝ったぞぉ、御曹司ぃ!」
.