スクアーロ

□銀鮫物語3
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決闘当日


『ハッハッハ!!坊主、怖気づいてないか?』


「ゔぉ゙いい!!俺はそんな生半可な気持ちで勝負は挑まねぇ!!」


『なら、なぜ











手を切った?』


スクアーロの手は無く手首から血が異常なほどボタボタと流れてた。


『手が一本というハンデがあったが…………これでは君がかなり不利になるぞ。私は舐められたものだな。………殺すぞ?』


「はっ!俺は対等に戦いたかったから手を切った。………剣帝を倒すためにな。」


『フッ。行くぞ!!』
「卸すぜぇ!!」


キンッ!!!



闘いの火蓋が切れた。
















『ハァハァ。』

「フンッ。やったぜ…。」

スクアーロがテュールに致命傷を与えた。


『何故、殺さない?』

「俺の秘密を知ってるのは今のところテメェと9代目だけだ。だから、絶対にあり得ないが、もしものために生かしとく。いいな。絶対に漏らすなよ………。」

『あぁ、分かったよ。これを着なさい。悪かったね。服をボロボロにして……。』


「ハッ、このエロ親父が…。」


フラフラした足取りで、倒れたテュールに背を向けて後にした。




「勝ったぞぉ、御曹司ぃ!」



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