ぶっくU
□腐女子の2人
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一方、ザンザスの部屋。
「おい、ザンザス。スクアーロ、何処にいるか知らねぇか?用事があるんだけど?」
キャッバローネファミリーのボスであるディーノが来ていた。
「……。(必死に休暇取ろうとしたのはこのためか?)」
不機嫌になったザンザスはディーノを睨み付けるとスッと立ち上がり部屋から出ていった。
「えっ!ちょ、ちょっと待ってくれよ!?」
ディーノが追いかけてくるがザンザスの心の中は気にしていない。
『糞がっ!!跳ね馬と出掛けるだと!?』
『もしかすると、跳ね馬と出来てるのか!?』
聞き間違いや勝手の妄想で嫉妬のジェラシーが燃えていた。
実際、彼が通ると所々焦げて灰と化していたが……。