09/27の日記

17:43
少女漫画的王道(?)
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「〜〜〜〜っ!!!!!!!」

「?」

「指っ、切ったああああ!!いたぁいっ」

「それは愉快だな!」

「愉快じゃないしっ。あーもう、痛い…よりにもよっておにぎりのアルミホイルでだなん…わっ、」

「どうした」

「ちっ、血出てきた!あー!おにぎりにぃ〜!やばいやばい!救急箱……!」

がしっ

「おお、溢れてくるな!」

「ちょっと、離してよっ!だすなだすな!」

「絞り出せるぞ♪」

「ちょっとー!」

「なんだ我が輩が楽しんでいるというのに、やかましいぞコオロギが。別にこの程度で失血するわけでもなし」

「遊ぶな!!そうだけど、こっちはピリピリして痛いの!ってあ!出しすぎ出しすぎ!床に滴っちゃったじゃんか!なんか事件現場みたいになるからやめて!」

「フン」

ぐいっ

「?」

ぺろり

「ぎゃっ、なにして…」

「何って、消毒だが?」

パク

「どこの少女漫画読んだっ!?」

「いいから大人しくしていろ」

「ちょ、いた…く、くすぐったい…」

「動くな」

「ネウロ、も、いいって…

いた…っ…

…………
………………あの、
………歯が食い込んでます…」

「ふむ、貴様があまりに動くからな、うっかりかぶりと噛んで、うっかり食いちぎってしまいそうなのだ」

「すいませんでした!」

「“うっかり”がぶりと」

ガブッ

「いだだだだ!!わーっ!やめて!わかったわかったおとなしくするっ!」

「よろしい」

(…傷が無駄に増えたんじゃないだろうか…)

『(このバカップル)』

「あむあむ………不味い」

「だったらすなーーー!!!涙」

──


アルミホイルで指を切ったのは私です。

あれは、凶器だ。


おにぎり持参のヤコちゃん。

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17:41
余計なものは何もいらない、
ただそれだけを
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「ネウロ」

「なんだ」

「大好きだよ」

「ほう?」

「ネウロは?」

「我が輩も好きだぞ、ヤコ」

「へへ、ありがと」





たまには

こんな言葉を音にのせて





伝えてみるのも悪くない









───













「あかねちゃんも吾代さんも好きだよ!」

『ありがと、ヤコちゃんv』

「なんだ急に…きもちわりぎゃあああああ!!」

「オット、こんなところにポッキリいけそうな豆モヤシが」

「ぐあああ、てめっ、から、だ、まがっ…おれ、る…!」

「ちょ、どうしたのネウロ?!それ以上やったら吾代さんが使い物にならなくなるよ!!」

「探偵てめぇええ!!!どういう意味だー!!!」


『…(ため息)』





気付かない君も罪深いが

気付けない君も

ある意味、罪深い





end


告白っていいよねぇ(*´∇`*)

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