ShortStory
□お見舞い:金曜日
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「先生!なんでオレにピンポイントで…」
「フフフ…先生を甘く見るなよドリー!先生はドリーのことなら何でも知ってる!」
本当に何なんだこの人。いや、シュンのことは教えてくれてありがとうっていうか、まあ大体そうだろうなって思ってたけど。
「何でもってことはないでしょう」
「いいや、お前がシュンのことを愛しているということも知ってる」
…さらっとみんなにばらしたなコイツ!!?
待て待て、ていうか何で知ってる!?
「何で知ってんの先生!?」
「雰囲気」
「雰囲気て!?」
「お前がシュンといるときの微妙にやらしい雰囲気で何となく分かった」
「はいっ!!?」
やらしいって言ったかコイツ!
っていうかそれだけでわかんのか!