dreams

□Strength
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「ニーーーーーノーーーー」

ドンっと体全体でぶつかってきた変な輩。

ありえないくらいにイキがいい挨拶をおれにかましてきたのはあいばか。

ほんとに相バカだ。普通、こんな勢いよくあいさつしてくる?

「おはよっ!」

「相バカ。」

「朝からひどくない!?」

「ひどいのはそっちでしょ。俺はね、朝から…」

「朝から?」

危ない。言うところだった。
こんな早く言っちゃえば無理して出てきた意味も相バカのアホ挨拶にたえた意味も何もかもなくなっちゃう。

「ゲームしすぎて寝不足で。」

「えぇ〜朝から?何時に起きたの?」

「4時」

「バカだなぁ〜。ニノッ。バカだよ!笑」

うひゃうひゃわらう相バカ。
嘘にきまってんじゃん。こんなのにひっかかる相葉さんでよかった。

頭痛いけど、スゲー痛いけどまだ、我慢できる。教室にいったら相葉ちゃん以外にもまだまだ潜り抜けなきゃいけない関門はあるんだけどね…
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