副船長

□使ったらいい
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死ぬんだと思った………………





今日は日曜日
今日1日頑張ったら明日から連休で、早く帰ってビール飲んでゆっくりダラダラする筈だったんだ

それが

自分ん家のアパートの部屋の玄関に鍵差し込んで、ワンルームのリビング件寝室のドア開けた途端引き倒されるなんて誰が思うよ

確かにベランダに変質者いた事あったけど、まさか部屋の中まで入られてるなんて誰が思う?

それも帰って来て鉢合わせするなんて…

鍵は掛かってたし、ベランダだってそう



……って事はいつの間にか合鍵作られてた?

強盗?知らない間にストーカーとかされてた…
そんなまさか…私に限って…有り得ないでしょ……

「オイ、何が目的か聞いてるんだ…」

ゴリッ─
突きつけられた銃口が冷たい…

声が出ない、引き倒された時に強かに打ち付けた背中が痛い頭がグラグラする

何で私が、どうしてこんな目に合わなきゃいけない……

「答えろ…コレは脅しじゃないぞ」

「…ッ知らない!!知る訳ない!!
確かにココは私の部屋だけどあんたなんか知らない!!勝手に入って来て、欲しい物があるなら勝手に持って行って!!

殺すならさっさと殺して!!」

なんで……

泣きたくない……

泣きたくないのに……


悔しい……


「本当に何も知らないみたいだな…」

カチャッ

銃が下ろされた
上に乗っかられてた身体が浮いて男が私の上から退いた

「………………。」

私から距離をおいた男は顎に手を置いて何か考えているようだった

「………ッ…ウッ……」

自分を抱き締めて未だに震える身体を押さえつける

私から離れたけどあいつはまだソコに居るんだから

男の一挙手一投足から目を放さないように

未だに流れ落ちる涙もそのままに両の目に力を入れて睨みつけた











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