メイド

□ご主人は変態です。
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メロは右肩に左手を乗せて言葉を続ける



(もう…やめてくれ_)



「背中の傷を負わされた日_気が付いたんです…彼をこうしたのは私で…もう…逃げたいと・・・・・・・・・・」




胸の中が暗い不安の霧で満ちてくる_




その透き通るほど白い肌の上の唇が霜が降りた花のようで…身体を小さく震わせている


おもわずメロを抱き寄せた_





ひんやりとした彼の腕の中で彼の鼓動が聞こえる_




「ご主人_彼を見たんです_今日…でもあれは幻覚だったのでしょう_彼は…あの後命を絶ったから________ 」




「…もういいから_忘れなさい_」





クザンは優しくメロの頭を撫でて、背中をポンポンとあやすように叩いてやる



彼女の過去を知り、嬉しさと悲しさが混ざりあったものが出来上がって、沸々とその男への怒りが奥底で煮えたぎる…



「ご主人…苦しいです…」



知らぬ間に抱きしめる腕の強さを増していたようでメロが苦し気にクザンの胸を押し返す


腕から開放させて


その唇にキスをする_



クザンは上着をソファーへ脱ぎ棄ててメロを抱き上げて寝室へ運びベッドへと下ろす



「ご主人?」



「今は名前で呼ぼうね…メロちゃん」



薄暗い部屋でもう一度キスをする_

唇を離すと少し顔を赤らめたメロがクザンの胸へ手を当てる…



「冷たい…」



「風邪ひかないようにね」



クスリ_と笑って見せてメロをベッドへと押し倒す
抵抗することもなくクザンの肩へと手を回すメロ



「メロちゃん・・・舌_出して」


「えっ…はい・・・・・」


べッ_と舌を出すクザンの真似をする様に舌を出すと



ハムッ_と噛まれて_舌を絡まされて



まるで体中の細胞が壊れそうなほどの情熱的なキス…



身体の奥の方で少し熱を持ち始めたように

鼓動が早くなって心臓の音がうるさく動く



気持ちがいい____




糸を引いて離れた濡れた私の唇をご主人の親指が優しく拭って



「真っ赤…リンゴみたい」



そう言って耳元へ顔を埋める


首筋や耳に水音を立ててキスや舌で愛撫されて鳥肌が立つほどの快感が襲い掛かる


「ッ…ファッ……ンッ…ご主人ッ…」


「ノー違う違う。それじゃァ俺が悪いことしてるみたいになるでしょ?」



楽しむかのように耳元で笑い交じりに言うクザン顔が熱くなる…


だって・・・・



こんなに優しく男の人に身体を触られたことなんかない・・・・



「っ…クザン…さん…?」



「…さん…まぁいいか…」


少し残念そうな表情を浮かべた後微笑んでまたキスをして


メロのパジャマの下へ手を滑らせる



「ッ…んっ…ッ〜__」


左手で自分の身体を支えて、もう片方の大きな手のひらが簡単にメロの両胸を掴んで、優しく感触を確かめるようにもまれる


「すごいエロい顔してるよ今」


そう言ってニヤリと笑うクザンは意地悪だと思う…


涙目の目で口を閉じたが、露わになった肌にクザンの唇が寄って舌で愛撫されると

自然と吐息交じりの熱い息が漏れ出す



「ッファ…んんっ…ザンッサ…ヤッ…」


腰を浮かせてクザンの肩を押してみるがビクともしない
寧ろ逆上するかのように刺激を強くさせられて抵抗も出来ない


部屋にはクザンの愛撫による水音が響いてその音だけでも頭がおかしくなりそうだ…





小鳥のさえずりの様に鳴いては身体を震わせて熱い吐息を吐くメロがかわいくて


独占したくて…


白い肌にこれでもかと赤い刻印を残してゆく




俺も独占欲が随分とあるみてぇだ…



甘い声が聞こえて、顔を赤くして俺を見つめるメロにキスをする


ハァッ_と吐息が混ざって視線が交わる



朦朧としているのだろう


「ご主人…っ」


そう言って肩にしがみ付くメロがかわいくて_



「だから…まぁいっか・・・・」

(クザンって…呼んでよ;)






熱い彼女の身体に手を這わせて
簡単に裸にさせて身を屈ませる_


彼女の右太ももにキスをするとビクリと反応す
るその身体

舌を内太ももから下へと這わせて蜜の溢れる部分を舐めてみる…

片手で右足を固定して、反対の手で彼女の腰を固定させ、逃げないようにして___



「っ…あ…ヤッ…ダメですっ・・・・ファッ…アアッ・・・・んんっ・・っ・・・・はぁっ…んっ・・・・」




ご主人の動きについて行けずに何をされるのかと思えばそんな所を舐められるなんて


驚いて抵抗しようとした時にはすでに遅く


ご主人の舌と手と息がそこにあたって背中がゾクゾクとするほどで肩が勝手に震えて一気に快感が押し寄せる



「ヤッ…ダメですっ…アッ…チョッ・・・・」


ご主人から逃げようと身体をくねらせたりしてみたがしっかりホールドロックされていてどうにも逃げ出せない


ワザとらしい水音が舌が気持ちよくてベッドへまた沈み込む



「モッ…おかしく…ハァッ…なりそうです…っ___」



「いいね…なってみてよ____」




そう言って起き上がってメロのそこへ指を深く入れる



「アッ_ッツ…アァッ・・・ヤダッ…怖い・・・」




両手を伸ばす彼女を迎えに行くように身体を屈ませてキスを唇へ落とす首に絡みつく細い両腕


その間も止めない指・・・・



グチュグチュ_と厭らしい音が気持ちを高ぶらせる


ついつい顔がほころんでしまう


好きな女が全身で感じてくれている…



「ホントに君は可愛いね・・・・」



「フッ…えッ…?アッ…アァアッ・・・・っ・・・・ハァッ…はぁっ…はぁっ…っ・・・・」



耳元でそう囁かれて、下半身から何かが全身に押し寄せてくるような圧迫感が流れて

その次にドクドクと痙攣するような感覚が体中を駆け巡る…


ニヤリとご主人の笑顔が見えた…



「ご主人…変態が・・・・すぎます・・・・」



「クククッ…でも気持ちよかったでしょ?ほら…ビショビショ」



「見せなくていいですっ!」



濡れる手を見せつけて、それを舌で舐めるクザンを見て恥ずかしさが込み上げる

まだ息の荒いメロを抱き上げてクザンはまたニッコリと笑う



「まだこれからだよ…メロちゃん?」


「へ?」


きっと今の私は随分と間抜け面をしているだろう

ご主人は私の額にキスをして自身を露わにする







そんなの…入りませんよ?







「最初は痛いかもね…」


「っ!?あ・・・・_________」



声にならない声…

濡れた蜜部へ一気に押し込まれたそれは中に入って更に形を大きくさせる


主人の熱い吐息が聞こえる


「ヤッ…動かないで下さい…」


そんな言葉もむなしく

ゆっくりと動く腰…



「大丈夫…優しくするから」



もうすでに優しくしてないですよ!


そんな心の叫びを言う余裕もなくグヂュグヂュと出し入れされるそれ


初めは慌てていたが、そのうちスグに息づかいが変わった



「恥ずかし・・・・っ・・・・」


「………・・・・・・・」


(恥ずかしいって…可愛すぎる…)



クザンはメロの言葉一つ一つに照れ笑いを浮かべながら


その身体を味わう_



「っ…メロちゃんっ?」


「フッ…エ?あっ…ンンッ・・・・」


「もう…クッ・・・・」












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