06/04の日記

01:15
勘で料理をしてみた
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 この日、私は、料理をしていたはずだった。

 しかし、それが間違いだった。私は、とんでもない物を生み出してしまったのだ。

 アニメや漫画で、出てきた料理の不味さに思わず吐き出すようなオーバーな描写は度々見られる。こうした描写は、その不味さを見る者に伝えるための一種の手法である。 

 しかし、その日、私が口にした物体は紛れもなく、吐き出すほどの不味さでした。

 色は、赤みを帯びた黄色。温度は、人肌と同等。固形のものなのか、液状のものなのか判断のしにくいそのビジュアル。喉越しは柔らかいが、口の中にねっとりと残る食感の生々しさ。そして、甘みと辛みの絶妙な不調和!

 不味い!不味過ぎる!

 あまりの不味さに、再び調理して味を整えるということを忘れてしまうほどの絶対的な不味さでした。

 そこから、得た私の教訓は、食べ物を粗末にしてしまうような料理はしないよいうことでした。

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