古書U
□喫茶店
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『レイン』(←喫茶店の名前です)
セフィロス教頭「ここで一休みするか」
カランカラン(ベルが鳴る)
エルオーネ先生「いらっしゃいませ」
セフィロス教頭「じゃあな」
ガシッ(腕を掴む)
エルオーネ先生「教頭先生じゃないですか〜。いらっしゃいませ」
セフィロス教頭「放せ」
グググ・・・(腕を引いてる)
エルオーネ先生「そんな事言わずにカウンター席へどうぞ」
グググ・・・(無理矢理引っ張ってる)
セフィロス教頭「それより、何故ここで働いている?公務員が複数の職業を持つのは禁止されてるぞ?」
エルオーネ先生「ここが私の家なんです!だから手伝いをしてるんです!
今ならラグナおじさんたちもいるので是非カウンター席へどうぞ!」
グググ・・・
セフィロス教頭「なら尚更帰る。アイツらがいるともっと五月蠅いからな」
エルオーネ先生「そう言わずに一杯だけでも飲んでって下さいよ。美味しいですから」
レイン「エルオーネ、何してるの?」
エルオーネ先生「教頭先生をカウンター席にご案内してるの!」
レイン「どう見てもそういう風には見えないけど・・・」
ラグナ「何々?騒々しい・・・げっ、教頭!!」
セフィロス教頭「安心しろ、今すぐ帰る」
エルオーネ先生「折角来たんですから飲んでって下さい!」
レイン「エルオーネ、そんなに無理に引き止めたら悪いでしょ?」
エルオーネ先生「だって、レインが作ったケーキとか私が淹れたコーヒーとか飲んで欲しいもの!」
レイン「もう・・・貴方達も説得するの手伝って―――」
ラグナ「キロス、今日って家庭訪問だっけ?」
キロス「いや、違った気がするが・・・」
ウォード「・・・」
キロス「抜き打ち家庭訪問ってなんだよ」
ラグナ「ああ〜!その手があったか〜!!」
キロス「ねーから」
レイン「コントしてないで手伝って!」
ラグナ「は〜い」
レイン「教頭先生、どうぞ召し上がってって下さい。お代はいりませんので」
ラグナ「そうそう・・・って、ええ〜〜〜〜〜!!?」
レイン「何よ?」
ラグナ「教頭上げちゃうの!?」
レイン「貴方達の学園での様子を聞きたいし、折角だからね?」
ラグナ「ひぇ〜〜〜〜っ!!」
セフィロス教頭「金は払う。休憩する為に来たからな」