古書U

□サプライズ
3ページ/3ページ

職員室


アーヴァイン「ほらヴィンセント、元気出して?ユフィだってきっと判ってくるからさ〜」
ヴィンセント「・・・だといいのだが・・・」
アーヴァイン「変態、アンタに渡したい物が・・・」





シーモア先生「おや?どうしたのですか?」





アーヴァイン「・・・どうしてアンタがエンジェルチョコボのオルゴールを持ってんの?」





シーモア先生「そこにいるヴィンセントのとカエルが入った箱をすり替えたからですよ。
       悪ガキ三人がカエルを箱に入れる所を見ましてね。
       すぐに私宛てだと判りました。
       そして、ヴィンセントはユフィにプレゼントをするという事実を偶々聞いたんです。
       生徒の癖に生意気と思った私はプレゼントをすり替えてヴィンセントとユフィの仲を
       壊そうと思ったんです。どうですか?素晴らしい―――」





あまりにも惨いのでお見せできません。
ユフィが無防備な姿で眠っている姿を想像してて下さい。









006号室


コンコンコン

セルフィ「はーい」

ガチャ

セルフィ「アービン。それに・・・ヴィンセントやん。何の用?」
アーヴァイン「誤解を解きに来たんだよ〜。ユフィに会わせてくれる?」
セルフィ「ちょっと待ってて」

・・・・・・

セルフィ「アービンならいいって」
アーヴァイン「そっか・・・ユフィはやっぱ・・・」
セルフィ「今顔を合わせたら森羅万象放つって」
ヴィンセント「・・・アーヴァイン、悪いが代わりに説明してきてくれないか?」
アーヴァイン「勿論だよ〜」

・・・・・・

・・・・・・

アーヴァイン「入っていいって」
ヴィンセント「・・・本当か?」


ヴィンセント「・・・ユフィ」
ユフィ「・・・うん」
ヴィンセント「・・・その、すまなかった」
ユフィ「ヴィンセントが謝る事ないよ。変態が悪いんだから」
ヴィンセント「・・・だが、プレゼントする筈だったオルゴールは壊れてしまった」
ユフィ「どうして?」
ヴィンセント「・・・変態を―――締め上げる時に一緒に壊れてしまったんだ」
ユフィ「そっか、残念」

リュック「ちなみに、どんな感じで成敗したの?」
アーヴァイン「あはは、聞かないで?」

ユフィ「でもまぁ、今日の事は水に流そう?それに、気持ちだけでも嬉しいよ!」
ヴィンセント「・・・そうか」
ユフィ「それより何かして遊ぼう!」

セルフィ「ええな!何して遊ぶ?」
リュック「やっぱりアレがいいんじゃないかな〜?」



アーヴァイン「良かったね〜」
ヴィンセント「・・・ああ、本当に良かった」
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ