学生寮
□三日天下
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一日目
イサール「ハハハ、主役というのは中々気持ちのよいものだ」
ルチル「何か悪役みたいだな、イサール」
三つ編み「ねぇ」
ピーンポーンパーンポーン♪
セフィロス教頭「“二年生は校庭に集合しろ。以上”」
ピーンポーンパーンポーン♪
ジェシー「何かしら?」
シュウ「行ってみましょう」
校庭
セフィロス教頭「よく集まったな、お前ら」
イサール「先生、何か御用でしょうか?」
セフィロス教頭「これから訓練を開始する」
みんな「訓練!!?」
セフィロス教頭「そうだ。手応えがあるかどうか見極める為のな」
ニーダ「何でそんなことしなくちゃいけないんですか!?」
シェリンダ「そうですよ!大体、私戦えません!」
イサール「皆の言う通りです!僕たちはあくまでも生徒です。そんなことに付き合っていられません!」
セフィロス教頭「黙れ。貴様らに拒否権はない」
イサール「いいえ、あります。僕は授業を受けさせてもらいます」
ドオオオオオオン(何かが立ちはだかる音)
ジェノバ「ハァァ〜・・・」
セフィロス教頭「戦えないのが何だ?三年生でも戦えない奴がいるが手応えはあるぞ?」
チャップ「お、おい・・・」
パッセ「ま、マジかよ・・・」
シェリンダ「こんなに沢山・・・!」
セフィロス教頭「さぁ戦え、貴様ら!!」
ワーワーワー
ビックス「んな無茶苦茶な!!」
シュウ「つ、強すぎる!!!」
Prrrrrrrrrrrrrrr
イサール「先輩!!ティーダ先輩!」
ティーダ『あん?どうかしたンスか?』
イサール「助けて下さい!教頭に無理矢理、戦闘を強いられて沢山のジェノバの一部と戦っているんです!」
ティーダ『そんなの大したことねーよ。つか、主役が脇役に頼っちゃダメだろ』
イサール「そんんこと言わず・・・!」
ティーダ『悪ぃ、今良い所なんだ。がんばれよ』
ピッ
イサール「くそっ!!大した事ないだなんて・・・!!イフリート召喚!!!」
地獄の火炎放射!!
シュゴオオオオオオオオッ
・・・・・・
ジェノバ「ハァァ〜・・・」
イサール「効かないだと!?}
ズバッ
イサール「ぐああああっ!!」