記念U

□喧嘩するほど…?
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ユフィ「おはよー!」

セリス「おはよう」
ファリス「お、ユフィ。おはよう」
セルフィ「おはよ〜!」
リュック「おはよ!」


一日の始まり。
友人達と挨拶を交わす何気ない風景。
しかし、今日はそこに怪しい影があった。





喧嘩するほど…?





ユフィ「聞いてよ!昨日ヴィンセントが『制服のスカートが短い』とか言ってさー!」

セリス「やっぱり心配なんじゃない?私から見ても短めだし…」

セルフィ「え〜?こんなもんだよね〜?」

リュック「そーそー。あんまり布が長いと動きにくいし〜」

ネロ「全くですね。スカートは短い方が良いと思いますよ」

『!?』


突如加わる声。
今の状況下ではありえない存在に、その場は暫し沈黙した。


ユフィ「ぎゃぁぁぁあ!!?」

ネロ「そんなに喜ばないで下さい…照れるじゃありませんか」

セルフィ「黙りや、変態ベルトマスク!」
リュック「そのありえないポジティブシンキングが気持ち悪い〜」

ネロ「さあ、大人しく僕と兄さんと三人で
ユフィ「嫌だぁーーー!!」

ヴィンセント「何をしている」


ユフィが接近を許してしまい詰め寄られた時だった。


ユフィ「ヴィンセント!」

アーヴァイン「おはよ〜」

セルフィ「あ、アービン!おはよ〜!」


間一髪のところで現れた二人に、それまでの状況から一転する。


ヴィンセント「…何のつもりだ」

ネロ「ヴィンセント・ヴァレンタイン…貴方には関係ないでしょう」

セルフィ「ヴィンセント!こいつユフィに手ぇ出しとった!」
リュック「な〜んかいきなり話に割り込んできてー!」
ファリス「ユフィは嫌がってるのに、一向にお構い無しでさ」


敵意を隠そうともしないヴィンセントに、次々と証言される。


ヴィンセント「ほう…?」

ネロ「何を言っているんです?僕はユフィを迎えに来ただけですが」

ヴィンセント「それなら必要ない。今すぐに帰るんだな」

ネロ「貴方に指図される筋合いはありません。僕と兄さんの邪魔ばかりして…前々から決着をつけようと思っていたんですよ」

ヴィンセント「…やる気か?」
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