記念U
□この二人
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《この二人》
ユフィ「こっから先は行かせないよ〜!」
ヴィンセント「・・・フッ、奪えるか?」
ユフィ「アタシを舐めてもらっちゃ困るな〜?」
食堂
セフィロス教頭「・・・」
エルオーネ先生「何見てるんですか?」
セフィロス教頭「外で友人たちと遊ぶ忍者娘と棺桶男だ」
エルオーネ先生「ああ、ユフィとヴィンセント。あの二人がどうかしたんですか?」
セフィロス教頭「どうして棺桶男は忍者娘が好きになったのかと思ってな」
エルオーネ先生「好きになる事に理由なんかいりませよ」
セフィロス教頭「それはよく言うがそれでも気になってな」
エルオーネ先生「まぁ、一つの理由としては太陽のような存在だからじゃないですか?」
セフィロス教頭「太陽のような存在?」
エルオーネ先生「いつも暗い自分を照らしてくれるユフィ。
それが眩しくて、でも嬉しくてもっと傍で照らして欲しいからとか」
セフィロス教頭「・・・成程な」
エルオーネ先生「他にはユフィはセルフィやリュックみたいに周りを盛り上げてくれるし
仲間の為に一生懸命だったりでそういう所に惹かれたんだと私は思います」
セフィロス教頭「・・・そこまで来てどうしてアタックしないんだ?」
エルオーネ先生「ヘタレだからです」
セフィロス教頭「やはりか。アピールの方はどうなんだ?」
エルオーネ先生「してるみたいなんですけどユフィが超の付く鈍感&天然なもので・・・」
セフィロス教頭「・・・それは前途多難だな。それはそうと―――」
セルフィ「ユフィ〜!こっちこっち〜!」
リュック「させないよ〜!」
アーヴァイン「はいパス!!」
ビビ「頑張れ〜」
セフィロス教頭「どうして周りの奴らは棺桶男が忍者娘の事を好きだと本人に教えないんだ?」
エルオーネ先生「それは野暮ってもんだからです」
セフィロス教頭「それにしたって焦れったくないか?」