依頼箱

□守り守られ見守る者
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教頭室


コンコンコン


セフィロス教頭「入れ」


ガチャ


エルオーネ先生「・・・」

セフィロス教頭「お前か。どうした?いつもより暗いな?」

エルオーネ先生「あの・・・相談、乗ってくれますか?」

セフィロス教頭「内容に寄る」

エルオーネ先生「・・・実は・・・ストーカー被害に・・・合ってるんです」

セフィロス教頭「お前をストーカーするような物好きがいたんだな」

エルオーネ先生「真面目に聞いて下さい!それと、物好きなんかじゃありません!
        見る目があるんです!!」

セフィロス教頭「あー判った判った。それで?」

エルオーネ先生「最初は花束が何回か届く程度でした」

セフィロス教頭「その花束はどうした?」

エルオーネ先生「ジェクト先生に頼んで男性用教員トイレに飾ってもらいまいた」

セフィロス教頭「どうりで新鮮な花が毎日あった訳だ。で?他には?」

エルオーネ先生「それがエスカレートして手紙が毎日届き、プレゼントまで届いた挙句に・・・
        婚姻届の紙を送ってきて『結婚しよう』って・・・」

セフィロス教頭「まず最初に、手紙はどうした?」

エルオーネ先生「裁判の証拠品として大切に保管してあります」

セフィロス教頭「だから裁判について最近勉強していたのか。それで、プレゼントは?」

エルオーネ先生「それも裁判の証拠品として手紙と一緒に大切に保管してあります」

セフィロス教頭「だから最近、行李を買って詰めてたのか。婚姻届は?」

エルオーネ先生「一緒に行李に詰めました」

セフィロス教頭「誰にも手を出されないようにしておけよ。それらは大切な証拠品だからな」

エルオーネ先生「判ってます。・・・それで、ストーカーを撃退してくれますか?」

セフィロス教頭「そうだな・・・」

エルオーネ先生「ソルジャー1stなんですよね?別にいいじゃないですか」

セフィロス教頭「それは関係ない。それに、私は“元”だ」

エルオーネ先生「元でも何でもいいですからお願いします!
        おじさんたちにも相談しようと思ったんですけど、あまり迷惑はかけられないし・・・」

セフィロス教頭「私にはかかっていいのか?」

エルオーネ先生「最強なんですから」

セフィロス教頭「関係あるか」

エルオーネ先生「それで、どうなんですか?」
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