体育館の裏

□演劇の練習
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体育館


クラウド「みんな集まったな?」

ユフィ「今日何やるんだっけ?」
ゼル「あれだよ。みんなで青春のバスケやろーぜ、みたいな」

クラウド「ちげーよ。早々にボケるな」
スコール「演劇の練習をするんだ。学園祭が近いからな」

エーコ「そう言えばみんなで演劇やるってことになってたね」

スコール「そう言う訳だ」

リュック「何やんの?」

ジタン「『愛と悲しみのシンデレラ』」

セルフィ「やだ、そんなの」
ルーファウス「荒んでるな」
キロス「考えたの誰だよ」

バラライ「僕と」
キスティス「私よ」

ルーファウス「安心していいのか不安を抱いていいのか判らないんだが」
サイファー「不安を抱えておけばまず間違いはない」

バラライ「酷いなー、ちゃんとした物語なんだから」
キスティス「そうよ。前半は同じだけど、後半でガラスの靴をシンデレラのお姉さんが割るの。
      それでショックを受けたシンデレラは靴をもう一度出してもらうべく
      魔法使い探しの旅に出るの」

レノ「果てしなくハッピーエンドに辿り着けそうにないな、と」

キスティス「大丈夫よ、最終的には王子様がガラスの靴なんか関係ないから結婚してくれって言うから」

ギップル「何だかなー」

ティーダ「まぁまぁ、そう言わずに。で、配役と決まってるンスか?」
キスティス「まだよ」
バラライ「流石にこれはみんなで決めた方がいいかなって」

ジタン「じゃあ、そうなったら王子は俺しかいないな」
クラウド「何でそうなるんだよ」
ジタン「俺以外に王子に相応しい奴なんていないだろ?」
スコール「ヴィンセントとかアーヴァインとかルーファウスとか色々いるだろ」
ジタン「いいじゃねーかよ!!本編で主人公だったんだかよぉっ!!」
クラウド「関係ねーから」

ユウナ「お姫様はやっぱりティファがいいと思うな」
リノア「確かに〜」
ユフィ「それならみんな納得だもんね」
ティファ「わ、私なんかがそんな・・・ガーネットの方がピッタリだと思うわ」
ガーネット「本編で王女様やってるからいいわよ」
ベアトリクス「遠慮しないでやったらどうだ?」
ティファ「でも、本当に私なんかでいいの?」

スカーレット「きっと台無しになるわね」
ティファ「何よ」
スカーレット「何なのよ」
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