鼻毛スピリッツ

□鼻毛6『激戦!Wブロックの死闘!!』
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ボーボボたち一行は次の毛狩り隊の基地へと足を運んでいた。
そんな時、ランバダだけある意味違う事を考えていた。

(何でテント?)

夕べ、ボーボボたちと一緒のテントで寝たランバダ。
しかし、テントの中に入ってみれば、ボーボボと首領パッチは更なるテントの中で寝ていたのだ。
テントの中にテントがあると言うある意味不思議な光景にランバダは唖然とした。
中からはいびきは聞こえて来たものの、寝相による被害は無かったので良しとする。
次に寝る時もこんな感じあってほしいが―――。

「着いたな」

ザッとボーボボが足を止める。
目の前には巨大な洋式トイレがそびえ立っていた。

「トイレ!!!?」

勿論、ビュティはツッコミを忘れない。
しかも、良く見ると看板があって

『Wブロック基地』

とパンダの絵と一緒に書かれていた。

「こんなのがWブロック基地!?Wなだけに!!!」

最悪な基地である。
入りたくないビュティだが、ボーボボたちは―――

「わ〜い!!Wブロック基地だ〜!!」
「早く行こうぜ〜!!!」
「待てよ〜!!!」

スキップルンルンでWブロックの中へと入って行った。

「底が知れるな」

ランバダは一人呟いてボーボボたちの後に続いた。
仕方ないので、ビュティとヘッポコ丸も後に付いて行った。









Wブロック基地前

Wブロック基地には―――エレベーターがあった。

ビュティ「エレベーター!?」

基地なのに何故エレベーターがあるのだろうか。
そんな事は置いといて、ボーボボはボタンを押す。
しばらくすると、チンと音がなってエレベーターが来た。
しかし、扉が開いて中から毛狩り隊の隊員が二人程出て来る。

「それでさー」
「マジでー?」

呑気に話し合いながらボーボボたちの横を普通に通り過ぎて行く隊員。
そして、ボーボボたちは何事もなかったかのようにエレベーターに乗った。

((ええ〜〜〜〜〜〜〜?))

ビュティとヘッポコ丸は複雑な顔をしていたが。
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