古書U

□セフィロス教頭とエルオーネ先生の会話
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教頭室


コンコンコン


セフィロス教頭「入れ」


ガチャ


エルオーネ先生「失礼します」

セフィロス教頭「どうした?」

エルオーネ先生「教頭先生、ちょっと買い物に付き合ってくれませんか?」

セフィロス教頭「断る」

エルオーネ先生「いいじゃないですか。包帯とかガーゼとか買いに行くだけですから」

セフィロス教頭「業者が持って来てくれてるだろ?」

エルオーネ先生「予備が無くなったんです。教頭先生が沢山の被害者を出すから」

セフィロス教頭「悪かったな」

エルオーネ先生「だから一緒に来て下さい」

セフィロス教頭「ガーゼも包帯も軽いだろう?私が行く必要はないように思われるが」

エルオーネ先生「沢山買うんですよ?荷物を持ってくれなきゃ困ります!」

セフィロス教頭「要するに荷物持ちだろ?私は忙しいんだ」

エルオーネ先生「何言ってるんですか。顔に暇って書いてありますよ?」

セフィロス教頭「お前の給料10%カット」

エルオーネ先生「冗談ですよ」

セフィロス教頭「大体、何故私を荷物持ちに選ぶ?ラグナたちと行けばよかろう?」

エルオーネ先生「おじさんたちは外で友達と遊んでるんです。
        そんな有意義な時間を壊す真似、私には出来ません!」

セフィロス教頭「だったら私の有意義な時間を壊すような真似もしないでくれないか?」

エルオーネ先生「教頭先生は!!私が暴漢に襲われてもいいんですか!?」

セフィロス教頭「お前なら大丈夫だろ」

エルオーネ先生「ひ、酷い・・・!!ううっ・・・」

セフィロス教頭「私に泣き落としが効くとでも思うか?」

エルオーネ先生「あ、やっぱり駄目ですか?じゃあ、飴買ってあげますから」

セフィロス教頭「いらん」

エルオーネ先生「じゃあ、ソフトクリーム」

セフィロス教頭「お前、私を何だと思っている?」

エルオーネ先生「あ、バニラ嫌いでした?だったらチョコか抹茶でも・・・」

セフィロス教頭「そういう事を聞いているんじゃない」

エルオーネ先生「じゃあ、何ですか?」

セフィロス教頭「何故私にこだわる?」

エルオーネ先生「便利だから」

セフィロス教頭「いい度胸をしているな」

エルオーネ先生「そんな事よりも息抜きしましょうよ。そうすれば仕事も捗ると思いますよ?」

セフィロス教頭「息抜きか・・・まぁ、それもいいな」

エルオーネ先生「なら早速行きましょう!あ、でも荷物持ちお願いします」

セフィロス教頭「ふざけるなよ」

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