本棚
□実験室
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廊下
シェルク「ヴィンセント・ヴァレンタイン」
ヴィンセント「・・・シェルクか。何だ?」
シェルク「これからユフィと実験室に行くんですよね?」
ヴィンセント「・・・ああ、シャルア先生の代わりに実験を見る事になったんだ」
シェルク「でしたら、このメモを持って行って下さい」
ピラッ(折り畳まれた紙を渡される)
ヴィンセント「・・・これは?」
シェルク「実験室の正しい使い方が書かれた紙です」
ヴィンセント「・・・正しい使い方?」
シェルク「ええ、それさえ読んでおけば間違いなしです」
ヴィンセント「・・・実験室に間違った使い方などあるのか?むしろ器具などが・・・」
シェルク「器具なんかは当たり前ですよ。問題は部屋の使い方なんです。近年では話し合われてるんですよ」
ヴィンセント「・・・」
シェルク「何ですか、その疑いの眼差しは?」
ヴィンセント「・・・いや」
シェルク「ならいいですけど、そのメモは実験室で読んで下さいね」
ヴィンセント「・・・今ここで―――」
キスティス「実験室で読みなさいって言ってるでしょ!?」
エーコ「そーだそーだ!!」
ヴィンセント「・・・キスティスにエーコ?一体どこから・・・」
キスティス「そんなのはどうでもいいよ」
エーコ「いいからさっさと実験室に行きなさいよ!」
ヴィンセント「・・・」
スタスタスタ・・・
シェルク「助かりました」
キスティス「いいのよ。それより、私たちも行くわよ」
エーコ「レッツゴー!」