本棚
□図書室
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ゴルアル学園の図書室は大きい。
本棚には、マンガ・小説・歴史本・料理本・文学史など様々な本が納められている。
しかし、この図書室にはある者がいた。
その者は
ジタン「俺が先に取ったんだよ！」
ジェクト先生「っせー！俺の方が一秒速かった！！」
ジタン「俺はそれよりも0.1秒速かったね！！」
図書室のルールを守らない者に
スッ（何かが構えられる音）
ジェクト先生「教師に逆らってんじゃねーよ！」
ジタン「教師がナンボのもんだってんだ！！」
容赦なく制裁を加える。
シュッ（本が二冊投げられる音）
ゴスッ
ドスッ
ジタン「うがっ」
ジェクト先生「あだっ」
バラライ「図書室では静かにしようか、二人共」
奴の名はバラライ。
図書委員会委員長であり、図書室の守護者である。
図書室のルールを守らないものには容赦なく本の角で殴ったり投げつけて来たりする。
分厚い本、堅い本、普通の本での攻撃など様々だ。
しかし、女子に対しては厳重注意に処する。
女子にするのは忍びないから。
でも、男子相手なら容赦ない。
差別だと非難の声が（主に３年生）から出ているが、彼曰く
「差別じゃなくて区別だよ」
だそうだ。
バラライは本が大好きだ。
しかし、本の角で攻撃する辺り、本に対して愛があるのかどうか判らない。
END