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□教頭室
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教頭室
コンコンコン
セフィロス教頭「入れ」
ラグナ「失礼しまーす」
ガチャ
ラグナ「ちょっと用事・・・が・・・」
セフィロス教頭「どうした?」
ラグナ「教頭・・・先生、その机の上で綺麗に咲き誇るバラは・・・」
セフィロス教頭「アイツの仕業だ」
ラグナ「アイツって・・・もしかしてエルオーネ?」
セフィロス教頭「他に誰がいる?」
ラグナ「ですよね〜。・・・―――で、何て言って怒らせたんですか?」
セフィロス教頭「最近お茶しか飲まなくなってな。それで尋ねると少し菓子は飽きたと言ったんだ。
そこで私が『本当は太ったんだろ?』と言ったらこの様だ」
ラグナ「あ〜、それは地雷踏んじゃいましたね、教頭。でもそれはまだ序の口ですよ」
セフィロス教頭「他には何があるんだ?」
ラグナ「お茶の中にチョコレートとか天井にホラーなポスターを貼られるとか
冬の時期に風呂入ってる間、冬用のパジャマと夏用のパジャマを取り代えられるとか色々」
セフィロス教頭「・・・ある意味で恐ろしいな」
ラグナ「でしょ?怒らせちゃいけませんよ」
セフィロス教頭「なるべく気をつけよう。で、要件は何だ?」
ラグナ「ああ、そうだった。年賀状送りましょうか?」
セフィロス教頭「いらん」