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□食堂
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食堂


サイファー「今日は何食う?」
雷神「そうだもんなー・・・」


ネロ「あの・・・」


サイファー「あん?」
雷神「ネロ!どうしたもんよ?」

ネロ「相談に乗ってほしくて来ました」

サイファー「またかよ・・・。雷神、カツカレー食うぞ」
雷神「おう!」

ネロ「何か・・・僕が尋ねるといつもカツカレーになりますよね」

サイファー「お前が来る時はカツカレーって決めたんだよ」

ネロ「はぁ・・・」


ティーダ「なーにしてンスか?」


サイファー「ティーダか」
雷神「これからカツカレー食べながらネロの相談に乗るんだもんよ」
ティーダ「へー、面白そうじゃん。俺も混ぜてくれよ」
サイファー「いいけどカツカレーになるぜ?」
ティーダ「全然いいッスよ」
サイファー「よし、まとめて食券買ってきてやっから350ギル、それぞれ出せよ」
ティーダ「うぃーッス」













窓際の席


サイファー「だからよー、実力でも恋愛でもヴィンセントの方が上なんだから引いとけって」
雷神「人生、引き際が肝心だもんよ」
ティーダ「それに、ネロのやってる事は逆にユフィのヴィンセントへの好感度を上げてるだけッスよ」

ネロ「あの・・・」

サイファー「何だよ?」

ネロ「さっきから何で後ろ向きなアドバイスしかしてくれないんですか?
   もっと前向きなアドバイスをして下さいよ」

サイファー「そりゃオメー、俺たち、ヴィンセントを応援するって決めちまったからだよ」
雷神「一度決めたらそれを貫き通す。それが漢ってもんよ」

ネロ「どうりで後ろ向きなアドバイスしかしてくれない訳だ・・・」

サイファー「早く気付けよ」
ティーダ「つか、ネロはどうしたい訳?」

ネロ「そうですね・・・まず最初にユフィと仲良くなりたいですね」

ティーダ「まず希望は薄いッスね」


二人(出た!ティーダの『厳しい天然』・・・!!)


ネロ「ちょっ、それは一体・・・」

ティーダ「だって、お前に触られると寒気がするっていつもユフィが言ってたッスよ」

ネロ「そう・・・なんですか・・・」

ティーダ「つーか、ユフィのお前に対する印象は最悪だろ?ま、そりゃそーだけどさ。
     ヴァイス殺されそうになったから闇でユフィとヴィンセントを取り込んだのはいいけど
     あれ、完全に恐怖を植えつけただけだからな。
     今思い出しても怖いってユフィが言ってたッス」

ネロ「あの時はあの時で・・・」
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