本棚

□食堂
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ティーダ「あんときゃヴィンセントがユフィをお姫様抱っこして救出したらしいッスけど、
     あれって逆にユフィのヴィンセントへの好感度を上げただけッスよ」

ネロ「う・・・」

ティーダ「ネロがもうちょっと早くユフィを好きになってたらそんな事は起きなかったんだろーけど、
     今更もう遅いッスね」

ネロ「・・・」


雷神「(ネロがちょっと落ち込んでるもんよ)」
サイファー「(そりゃそーだろ。あんな事言われちゃあな・・・)」


ティーダ「ま、当面の目標はユフィに慣れてもらうことッスね。可能性は低しだけど」

ネロ「でも・・・貴方の言う“無限の可能性”を信じれば・・・」

ティーダ「ストーカーが言えた義理かよ」

ネロ「・・・」

ティーダ「ま、来たるべき日に備えてなるべく後ろ向きでいればショックも小さくなるだろうし―――」
サイファー「ちょっ、もうその辺にしてやれ」
雷神「ネロが可哀相に見えてきたもんよ」
ティーダ「でも、こういうのは時に厳しく言わないと」
サイファー「お前が言うと厳しさを超えるんだよ」

ネロ「・・・今日はありがとうございました。もう、帰ります・・・」

サイファー「おう、気をつけてな」


シュゥウー・・・(ネロが闇で消える)


雷神「・・・半泣きしてたもんよ」
サイファー「そりゃー・・・な」
ティーダ「それで漢は強くなるんだよ」
サファー「逆に折れたと思うぜ?」
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