ロビー

□早々に喧嘩
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別の日――夕方の食堂――


セフィロス「そろそろ限界なんじゃないか?」
ジェネシス「まだまだこれからだ・・・」

ラグナ「あーあー、あんなに飲んじゃって」
アンジール「今戻った!状況はどんな感じだ?」
ラグナ「お、アンジール。お帰り」
エーコ「缶ビールを大量に買って飲み比べ対決」
アンジール「簡単な説明ありがとうな」

クイナ「いい加減にするアル!」
ウノー「そうだそうだ!誰が片付けると思ってんだ!」
サノー「ていうか、何故ここで飲む?」
アンジール「三人の言う通りだ!お前ら飲むのはそこまでだ!
      酒はもっと味わって飲め!もったいないだろ!!」
キロス「後者が本音とみた」

ダンッ!(缶ビールを強くテーブルに置く)

二人「大丈夫だ、問題ない!」

クラウド「それは別のゲームの台詞」
ティーダ「つか、そのまま使って大丈夫なのか?」

エルオーネ「あらら、大変な事になってるわね」
アンジール「エルオーネ、お前からも何か言ってやってくれ」
エルオーネ「判ったわ。―――二人共、もうそこまでよ!二日酔いになっても面倒みてあげないからね!」

ダンッ!

二人「女は黙ってろ!!」

ブチッ

エルオーネ「そう・・・」

グイッ(どこからともなく現れた紐を引っ張る)

ガコッ(二人の座ってる所の天井が動く)

ガァアンッ(金たらい落下!)

バシャッ(水も落下!)

ベチャッ(おまけでジャムも落下!)

二人「・・・」

エルオーネ「酔い、覚めた?」

二人「・・・覚めた」

エルオーネ「はい、ここに正座」

二人「・・・」

ベチャッ(頭のジャムを落として正座する)

エルオーネ「どうして私達がそれ以上飲むのやめてって言うか判る?
      一つは片付けるのが大変だから。洗って潰して捨てるのって結構面倒なの。
      もう一つは二人に身体を壊して欲しくないから心配してるの。
      それを無視したり黙ってろなんて酷いと思うんだけど?」
セフィロス「確かに・・・そうだな」
エルオーネ「ごめんなさい、は?」
ジェネシス「・・・ごめんなさい」
セフィロス「ごめんなさい」

ギップル「エルオーネすごっ」
ジタン「あの二人を素直に謝らせるなんてな・・・」
アンジール「教え込んだ甲斐があった」
クラウド「犯人はアンタか!?」

ユフィ「なんだろう・・・怒らてるジェネシスさんもいい・・・!」
セルフィ「あのシュンってしてるのがなんとも言えないよね〜」
リュック「怒られた猫みたい」

ヴィンセント「・・・」
アーヴァイン「気持ちは判るよ、ヴィンセント。イケメンの法則ってズルイよね」
ビビ「二人もイケメンだから大丈夫だよ」
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