鼻毛スピリッツ

□鼻毛7『銭湯と刺客とポロリ』
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一方その頃、女湯では・・・


「はぁ〜〜!いいお湯!銭湯もいいもんだね〜」

ビュティがのんびりと寛いでいた。









男湯


ボーボボたちとベップは構え合っていた。
ベップは少し余裕そうに見える。

「言っておくが、俺は銭湯拳法体得者だ。銭湯での戦闘は慣れている」

「それがなんだってんだ。俺なんかスポンジの違いが判る拳法体得者だ」
「自慢にならねー!!」
「俺なんか女湯覗き拳法体得者だぜ?」

いつの間にか男湯と女湯を隔てる壁をよじ登っていた首領パッチ。
犯罪である拳法を身につけているのである意味最低だ。
そして、壁を登り切って女湯に顔を覗かせたが―――

「何やってんのよ首領パッチ君!!!!」

ビュティの洗面器投げによって弾き飛ばされた。
良い子のみんなは絶対に真似してはいけません。

そんなバカはほっといて、ボーボボとベップの戦いが始まる。

「行くぞ!!銭湯拳法・洗面器タイフーン!!!」

ベップは軽やかな動きで洗面器を投げつけてくる。

「なんの!こちらもスポンジタイフーン!!!」

ボーボボも対抗してスポンジを軽やかな動きで投げる。
色とりどりのスポンジが宙を舞う。








一方その頃、待合室では・・・


「ぷはーっ!やっぱ風呂上がりはコーヒー牛乳だよね〜」

ビュティがコーヒー牛乳を飲んでいた。








そして男湯


湯船のあちこちで洗面器と色とりどりのスポンジが浮かんでいた。

(後で片付けなきゃ・・・)

でないと番台のおばあさんに怒られてしまう。
ヘッポコ丸は律義だった。
そんなヘッポコ丸を他所に戦いは続く。

「行くぜ!石鹸クロー!!!」

ベップが両手に固形の石鹸を持って殴ってくる。

「なんの!スポンジガード!!」

ボーボボも負けまいとして両手にスポンジを持って防御する。
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