異端の神
【
少年陰陽師not夢小説
】
春、深く夢の輪郭を
ぼかして、行き過ぎて舞い戻る
花びらは仕草を追いかけ、
薄明かりの下で、密やか
飛沫あがる、火花翔る、問いかけた星は
代わる代わる、顔を変えた
咲いて咲いて、月にお願い
穏やかな影に薄化粧
知らず知らず、えいや!と投げた
蕾は行方知れず
咲いて咲いた、風に揺られて
穏やかな坂に薄化粧
下駄鳴らして、口笛合わせ
凛として、はんなりの心
【song:凛として咲く
花
の如く】
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