エクディシス
□春1日(晴)来日！
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「お前気に入った。今日からダチな」
「は･･････？気に、入っただと？」
「悪いか？」
「･･･････変な奴」
「俺は昔から趣味が悪いって言われてたからな」
悲しい話しだが。これは実話だ。
親父にも認定される程だからな。
ちなみに、親父の初恋相手は男だったらしい。
ま、俺も女より男の方がいいけどよ。
････････今、キモイって思った奴。
後で刻んでやるから裏山に来い。
おっと、こんな関係のない話しはいいや。
さっさと片付けしないとな。
「なあバレット、これ捨てていいか？」
「勝手にしろ」
「バレット捨てていいか？」
「何でそうなる」
「冗談だよ冗談」
「本当に変わった奴だなレインは」
「そうか？俺とまともに会話するお前も十分変わり者だぞ」
「お前と一緒にするな」
「それはすいませんでしたね」
「喋る暇があるんなら片付けしろ」
「はいはい」
急に機嫌が悪くなった気がするんだが。
かなり不機嫌オーラを漂わせてるぞ。
バレットの奴。
「そうだ。バレットの初恋はいつだ？」
「な、何だ急に」
「なんとなくさ。ほら、答えて」