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□標的37 療養生活=修行
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俺が倒れてから、何時間・・・・・・いや、何日たったのかわからない。目が覚めたとき、恭弥が隣にいて、かなり驚いたんだ。
「やあ、やっと起きたみたいだね」
「ん・・・・・・俺、何日寝てたんだ?」
「1日だよ」
「恭弥は寝たか?」
「寝るわけないだろ」
「いや、何でさも当然みたいに・・・・・」
「・・・・・・・教えない」
ありゃ、拗ねちまったみたいだな。・・・・・なんとかしないと。
「恭弥は眠くないか?」
「眠いよ」
「ならベット貸し「その必要はないよ」
なんか言葉を遮って、しかも勝手にベットに侵入してきやがった。・・・・ベット壊れないよな。
「あのさ、誘ってる?」
「なわけないでしょ。いつの間に変態になったのさ」
「変態じゃねぇ」
「・・・・どうだろうね」
ため息ついて恭弥がケガに触れてきた。痛みに顔を歪めれば薄く笑ってくる。
「いい加減にしないと、本気で犯すぞ?」
「・・・・・そんな気ないくせに」
「ふむ、よくわかったな。さすが恭弥」
「頭いかれたんじゃないの?キャラおかしすぎ」
「・・・・・イメチェンのつもりだったんだがな」
「そんなのどうでもいいんだけど」