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□標的42 突入前夜
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俺はポケットに入っている機械をいじりながらため息をついた。・・・・・明日はミルフィオーレんとこに突入するんだが、いささか不安な点が多い。どうしようか。・・・・・なあんて考えてたら前方から恭弥登場。とりあえず考え事は中断しようか。
「やあ、珍しくテンションが低いね。拾い食いでもした?」
「するかよ」
「そう。・・・・・あ、そういえば今から集まるらしいけど」
「わかった。行く」
「じゃあ僕は向こうにいるk「一緒に行こうなぁ。恭弥君?」
「・・・・・はいはい」
渋る恭弥を引っ張りながら集まる場所に向かうのだった―――
「んで、話しってのはなんだ?」
俺と恭弥がついた後、草壁が何やら書類みたいなのを持ってやってきた。どうやら明日の作戦の話しらしい。
「どうなんだ草壁。シュミレーションの結果は」
「成功確率、わずか0.0024%です」
「うわ。低いなぁ」
「それ、蓮の戦力いれてるの?」
「いえ・・・・・いれていません」
「俺なんかいれてもたいして変わらないだろ」
「変わっても0.00000001くらいだろうな」
「そこまで弱くねぇよ。アルコバレーノ」