エクディシス
□春7日(曇) 帝国騎士VSハーフエルフ家族
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森から帰った俺は、とりあえず家で待機していた。
しかも、隊長から連絡まできてちょっとイライラしてんだ。
『レイン、お前がまさか誘拐なんて・・・・・』
「してないんすけど」
『・・・・・だよなぁ!レインにかぎって。仮にも騎士なんだぞ!それなりの・・・・・・・・・「あとが面倒になるからっすよ」
『・・・・・・・』
騎士としての情なんて、俺は持ち合わせてないからな。すいませんね、隊長
「ところで、裁判官はだれが来るんすかね」
『・・・・・それがな、帝国一の裁判官が向かうことになったんだ』
「あー。終わりっすね俺、ドンマイ」
『弁護人はいるんだろうな?』
「あいにく、いませんっすね」
『・・・・・・どうするんだ。それじゃ何もできずに有罪なんじゃ』
「そうっすね。ま、俺みたいな他人に弁護人なんかいな・・・・・・」
突然家のドアが開いて入ってきたのは・・・・・バレットだった。
「どうしたんだよ」
「・・・・裁判ざたになったらしいな」
「まあ、な」
「俺が弁護人になる」
「・・・・・は?」
「だから、弁護人に・・・・・・・・・・!」
「いいのかよ。街の人全員を敵にするかもしれないんだぜ?」
「構わない」